歯周病伝言板 vol.38
先生と歯に感謝
私は社会人になる迄、一本の虫歯もありませんでした。戦前の生まれで食糧が不足で、ましてや甘いものが無く、それが虫歯の無い原因だったと思います。
しかし社会人となり甘党(現在は辛党)の私は瞬くの間に虫歯になり、歯槽膿漏になってしまいました。近所の歯医者で患部の治療を受けましたが、全部の根本的治療はやっておりませんでした。
上司に相談したところ、氷川下セツルメント歯科は大変親切で上手だと聞いて、早速平成6年3月1日に初診を受けました。
まずビックリしたのは治療期間は2-3ヶ月位と思っていたのが3年は要すとのお話でした。先生に歯磨きの基本を教えられ、しかも先生は手助けするだけで本人の自助努力が一番肝要だと教わりました。
先生方が一所懸命なのに私自身が怠ってはならないと思い、今迄は一日一回の歯磨きを食後3回実施する為、朝は6時起床を5時50分と10分早起きをし、職場にも歯ブラシを用意し、日に3度の励行を致しました。
一本グラグラしていた歯が歯ぐきを磨く事により、しっかりと蘇って来ました。具体的な成果が見え、歯磨きの喜びが湧いて参りました。今は食後に磨かないと忘れ物をしたような、うっとうしい気分になります。
私自身は歯磨きはこれで良いと思っていたところ、先生は歯間が磨かれていないので歯間ブラシも使うよう教えられました。
無知の私を懇切に指導して戴いた先生方に本当に感謝致しております。
歯医者は痛いものという先入観念のあった私は先生並びに衛生士の方々の親切・丁寧な治療により安心して全てお任せの心境で全く痛いと感じなく治療させて戴いております。
本当に有り難うございます。
1996年11月19日
N.O