歯周病伝言板 vol09

私とセツルメント病院との出会いは、息子の歯並びが気になり、矯正を行っている歯医者さんを探していた時に私の姉から教えられました。最初の印象は、何台も機械が並んでおり少し怖い気がしました。お陰様で息子の歯は今では、きれいになりました。

　さて、私の方ですが歯医者さんの歯を削る音を聞くだけでも怖いと思い、少しぐらいの痛みでは足を運びませんでした。その頃息子の事もあり「一度しっかりした病院で診てもらうか。」と思い、セツルメント病院に通い始めました。といっても私の歯はすぐに本格的な治療に入れる状態ではありませんでした。

根の治療という難しく厄介な事をやらなくてはならなかった。それは、木の枝のように何本にも歯の根が分かれており歯ぐきがすぐはれてしまうものを治すものだった。

その時に、歯ぐきを切って治療をしなくてはならない時があった。

言われた時はとても怖かったがこれをしなければ治療は進まなかった。しかし逆に「こう

なったら本格的に直してもらって、８０歳になっても堅焼煎餅をバリバリ食べるゾ。」と

思いました。

こうして板橋から通うには結構な距離でした

が約２年半通いました。その間いつも診察室

をパタパタ走り回って忙しく仕事をしているのが印象的だった主治医の吉野先生をはじめ、

正しい歯のみがき方まで教えて頂いた衛生士

の方々、歯を作って目立たないように細かい

色までつけて頂いた技工士の方々、私の歯の治療もある程度済みようやくここまできたとほっとしています。ありがとうございました。

セツルメント病院は、本当に良心的な、医師、

衛生士、技工士のプロの方々が治療をしてくれる　「家族」みたいな病院だと思います。

五十嵐　咲子