歯周病伝言板 vol17
ながい年月、車の洗車のように洗剤をつけてワーッと磨いてすませてきた結果、今年の2月の検査をきっかけに歯周病の治療を受けることになった。
歯の裏、表、間、わん曲の面をどのように歯ブラシを当てるのか、懇切丁寧に指導していただく。しかし、長年のリズムがあるのでなかなかじっくり磨くことが身につかない。
幾度も落第を続けて、幼稚園児をよろしく教えていただいて8カ月、今ようやく「なるほど歯や歯茎を健康に保つとはこういう事を言うのか」とわかりかけてきたものの、まだ身についたとは言い難い。磨いた後ですぐ、おいしいものを見るとつまんでしまう。口内炎ができるとイソジンでうがいしてすます。正直また何時昔に返るか自分ながら信用できない思いである。
しかし、他人の歯なのに熱心な先生、衛生士さんに申し訳ないし、物が食べられなくなる淋しさを思うとこの努力を怠りたくないと思う。また、こんなにズボラなのにまだ根があるのは親の遺産でもあろうから、大切に思わなくてはとも思っている。
コップと歯ブラシを持って、テレビの前に腰かけ、じっくりコショコショ歯ブラシの音を聞きつつ、磨く私。
歯周の病巣(歯周ポケット)が5ミリのところを半年がかりで少しづつ切開していただいたが、飛び上がるような苦痛はなかったし、食べ物が食べられなかったことも一度もなかった。
歯がきれいになれば口臭の心配もないわけで、人に近づいてお話しするのも平気になるし、治療がまだの方はぜひ検査や指導を受けられるようおすすめする次第です。
歯ブラシも1本ではなくて、子供用の小さいのも重宝、歯間ブラシは大小、裏側から通すときは直角に曲げて通すことは先生に教えていただいた。
歯茎の色を鏡でよく見て、ブラシ。ブラシ。ところで歯ブラシの清潔はどうして保つのか、すすくだけでよいのでしょうか。私は5、6本あるのを乾燥させて代わる代わる使ってはいるのですが・・・・・・・・?
吉田啓子